コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第300回 テルマ&ルイーズ

CSでたまたまやってた
映画「テルマ&ルイーズ」を観た。

91年の公開当時、
女性解放の映画だってちょっと話題になったよね。
って私の記憶違いかもしれないけど。

当時はあんまりそういうことに関心がなかったんで、
説教くさい映画は観たくないと思った記憶がある。
それでなんだか逆に記憶に残ってたんだけど、
リドリー・スコット監督の作品だとは知らなかった。

「俺たちに明日はない」に激似なのね。
犯罪がかっこよく描かれているとことか。
服装は断然「俺たちに〜」がかっこいいけど。
アメリカン・ニュー・シネマの再来
っていわれてるんだってね、やっぱり。

自己主張できなさげな
専業主婦だったテルマが、
過去にいわくありげなルイーズと
女のふたり旅に出る話。

ダンナさんといるより
女友達と旅して解放されるみたいなのは、
私にはちょっと信じられない。
女友達との旅のほうがストレスたまりそう。
強盗するより離婚するほうが
簡単じゃないかと思ったり。

いや、裁縫教室行くだけでも、
いや、ひとりでミシン踏むだけでも、
強盗したあげく自殺するよりは
自己解放された時間を多く
過ごせたんじゃないかと思ったりする。

テルマがレイプされるシーンで、
身につけてる下着が、
白地に赤い小花柄かなんかの
いかにもな模様のスキャンティなんだけど、
親戚のRちゃんがはいてた
スキャンティを思い出した。

10歳くらい年上だったのかな。
3人姉妹のいちばん上で、
いちばん美人だった。
大人になってから会ったことはない。

美人で、
きどってなくてユーモアがあって
頭の回転が早くて頼りになって、
すごく好きなお姉ちゃんだった。

Rちゃんちに遊びに行ってて、
サザンの歌でも聞いたあとだったのか
(とすれば、中学生くらいか)、
「スキャンテイってなに?」って質問したら、
Rちゃんがペロンとジーンズを下ろして、
「これだよ」って見せてくれた。

あのあと中年太りしたおばちゃんに
なってたかもしれないRちゃんは
まるで想像できない。
というか想像したくない。

Rちゃんが、
ダンナさんが病気で亡くなったあと、
それって犯罪なのっていうようなことを
きっかけに刑務所に入って、
出所後は行方不明って聞いたときは驚いた。

っていうのはウソで、
あんまり驚かなかった。
なんだか、ちょっとやるなあ的な感じで、
笑いが止まらなかった。

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http://www.ustream.tv/channel/ohnojunichi

●文筆家の近代ナリコさんの『裁縫女子』(リトルモア)書評↓
http://bit.ly/fHvj35

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 編集協力:ツルシカズヒコ