コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第302回 パフ袖の誘惑

先週、
クレヤン増刊6号
増刊7号型紙付録つきと
Aラインワンピース型紙を
購入してくれた
岐阜県関市のMさんが、

郵便払込用紙の通信欄に
「パフ袖の誘惑に負けそうですが、
Aラインからやってみます!」
って書いてくれてました。

なんか、
「パフ袖の誘惑」っていい。

かくいう私は、
パフ袖の誘惑に負けまくって40ウン年、
50代はもう間違いなくパフを着ますね。
たぶん60代も着る、着たい。
60代のための少女服、どうよ。

とかって妄想すると、
40歳からとか50代の、とかって
ど〜うやら私たち世代に向けてらしい
服装の本が、超ババくさいことに
再び腹立ってきた!
ばあちゃん服じゃ、あれは!

どうどう、落ち着いて。

同世代といえば、
同じ3月24日生まれでひとつ年上の
イラストレーター堀江もんさんの
『カリフラワーズ・トーク』という本に、
子どものころ、おかあさんが
パフ袖の服を作ってくれたって話があって、
「ちょうちん袖」ともんさんは書いていたが、
おかあさんには
「アグネス・チャンの袖、作ってあげたわよ」
といわれたって書いてあった。

アグネス・チャンも着てただろうけど、
70年代のアイドルは、
パフ袖をわりと着ていたような気はする。
しかし、私のイメージでは、
パフ袖といえば、真理ちゃん!
天地真理だわ。
フルイッ(笑。

ちなみに、
私は堀江もんさんの大ファンで、
私が仕事はじめたころはすでにもんさんは
超売れっ子イラストレーターだったので、
昔、知り合いの編集者をたどって、
もんさんに会わせてもらい、
サインをもらったことがあります。
そのとき、イラストを添えて
描いてくれてものすごく感激し、
将来、私もサインを頼まれることがあったら
イラストを添えようと誓ったものです。

さて、
増刊7号のチュニックブラウスの
パフ袖はカフスつきですが、
あれはあれで好きなんだけど、
どっちかっていうと、
『裁縫女子宣言!』に頻出してる
バイアステープでくるむパフが好きですね。

バイアステープというもの自体が
なんていうか少女っぽいテイストがあって
好きなんで。
まあともすれば田園っぽいというか
田舎くさいというか(同じだろー)
手作りっぽくもなりがちですがね(笑。

初パフには、
『裁縫女子宣言!』P18の
ボートネックがおすすめ!

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ワタナベ・コウ著
『裁縫女子宣言!
 はじめて作る自分だけのシャツ』

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書店に並んでいない場合は、
店員さんにぜひ聞こう!

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『裁縫女子』(リトルモア)のインタビューなど】

雑誌『hito(ヒト)』3号

「サイゾーウーマン」

●歌人の枡野浩一さんとのユースト対談↓
http://www.ustream.tv/recorded/12750111

●写真家の大野純一さんとのユースト対談↓
http://www.ustream.tv/channel/ohnojunichi

●文筆家の近代ナリコさんの『裁縫女子』(リトルモア)書評↓
http://bit.ly/fHvj35

●『裁縫女子』は↓で最初の4ページが読めます(無料)。
http://xfs.jp/yVaxt

●YouTube 「クレヤン放送局」は↓
http://www.youtube.com/user/watanabe3kou

●ワタナベ・コウの漫画単行本第2弾
『節電女子』発売中!
(発行:日本文芸社
 企画:エム・エム・クリエーション
 編集協力:ツルシカズヒコ