コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第526回 ワタナベ・コウのお気に入り

実際に購入した布を中心に、
お気に入りリストを
公開することにしました↓
ワタナベ・コウのお気に入り

サークルレースの布は、
検索すると複数出て来る。
来るのだが、
アタシのかわいい(笑)ブラウス
まったく同じのは見当たらず、
最も似た感じのにブクマしました。

みんな、ごめんよ、
あとから作るキミラは、
どうやったって
コウせんせを越えられないのさっ、
フンッ(いったい何風?)。

まあしかし、
生地屋さんの写真はわかりやすいので、
いろいろ参考になるだろう。
勉強しろ、キミラ!

そんなこんなで、
しばしば話題にのぼる
「センス」というやつだが、
難しいもんだね。

洋服デザインの古典と言える
『桑沢洋子の服飾デザイン』
(桑沢洋子著/婦人画報社/1977)にも、
センスの磨き方みたいなことが書いてあった、
確か(めんどくさいんで、本を確認しない)。

洋服に限らず、モノを見たら、
これは素敵だ、これはダサい、
みたいな見方を必ずせよと。

そうして、
それをなぜ自分が素敵だと感じたか、
それをなぜ自分は汚いと感じたか、
イヤだと感じたかを考える習慣をつけよ、
みたいなことが書いてあった、確か。

それを読んだからってわけじゃないのだが、
私は他人さまの服装をながめ、
素敵とかダサいとか考えるのが昔から好きです。

ちょっと話は逸れるが、
週刊朝日の連載中に、
なにかで、
たぶん、ネット上だと思うんだけど、
「他人の服装を見て、ダサいとか
センス悪いとか書くのは品がない」(大意)
って書いてる人を発見したことがあって、
その意見に同意してる人が多かったんだけど、
私は、その意見、
「偽善者!」って思いました。

いや、もうそれはいいよ、許してやるよ。
いや、私を名指しじゃなかったはずだが。

ともかく、ダサい服装を眺めるでしょ。
ダサい服装の布のディテールは、
ものすごく気になる。

たとえば、
刺しゅう入りダンガリーシャツを
見たとするでしょ。

このダンガリー地は、
ブルーの色合いがいまいちだわ、とか、
布の厚さがいまいちね、とか、
衿に蛇腹テープがついてたら
(えっらい具体的じゃ?)、
この蛇腹テープの幅が中途半端だわ、とか、
つけ位置が違うだろ、とか。

前立てにお花の刺しゅうが並んでたら
(えっらい具体的じゃ?)、
ミシン刺しゅうだからダサいんだわ、
配置間隔が一定で、
いかにも機械で刺しゅうしました感が
ダサいのねえ、とか、
せめて、ココに一個とかにすれば
わりとかわいいのに、とか。

まあ、つい先日、
電車の中で見かけた中年女性が着てた
ダンガリーシャツなんだけどね。
しばらくジイッと眺めて
頭の中でコラム書いてたよ、アタシ。

こんな習性、確かに品がない。
コウせんせのセンスがいいとしたら、
そんな布マニアな
気持ち悪い習性のせいかも。

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『裁縫女子』(リトルモア)のインタビューなど】

雑誌『hito(ヒト)』3号

「サイゾーウーマン」

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 企画:エム・エム・クリエーション
 編集協力:ツルシカズヒコ