コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第1718回 黒猫柄リボン・バッグ


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いやあ、今日は、驚くべきニュースが
わが実家からもたらされましたが、
まあ、それはさておき。

今日のコウ手芸部では、
Oさんの黒猫柄
リボン・バッグが完成しました↓

Oさんは、少し前から
コウ手芸部に通っているんですが、
一年前に買ったままで
「コワくて箱が開けられないミシンがあるから、
持って行っていいですか?」と前回、聞くので、
「いいよ」と答えたら、早速、持ってやって来ました。

そして、ボビンに下糸を巻き、
上糸かけをおこない、
縫ってみたらば。

速っ!

比較的マニアなファンが多いと言われる
某メーカーのミシンなんですが、
スピードが早いっ!

いちばんゆっくりの位置でも速い。
Oさん「コワい、コワい」で、
きゃあきゃあ言ってましたよ。

家庭用ミシンでも
こんなハイ・スピード、あるんだなあ、
作りは初心者向けだけどなあ、と
ボンヤリ眺めたらば。

亀さんマークのボタンを発見。

ココを押すとゆっくり縫えますが、
ボタンでしか使えず、
「亀さん」だとフットコントローラーが
使えないことがわかりました。

つまり、
右手の指でボタンを押し続けた状態で
縫わないといけないので、
右手で布を押えることができない(泣)。

「へええ、こういうミシンなんだ、
自分のなんだから、慣れておくれ」
とつきはなすコウ先生。

すると、今度は、何回縫っても、
チリチリと縮んだような縫い目になります。

あらら、この手のミシンは、
糸調子は、本来、調整しなくていいはずなのになあ、
と思って、悩んでいると
「私がヘタクソだからです!
コウ先生、縫ってみてください!」と言われて、
タッチ交代して縫ってみたらば!

下糸くんがキュンキュン言ってるじゃないのっ。

ひっぱってみると、明らかにキツい。
かけ方は間違っていない。

つまり、下糸の調子が強いわけだが、
水平タイプは下糸の調子を調整することは
不可能ですから、おかしいなあ、と、
針板を開けて分解までして確認したが、
わからず。

はて。

あ〜〜〜〜〜〜!
もしかして!

Oさんが、
おばあちゃんの形見だと言って持ってきた
製造年不明のレトロなカタン・ミシン糸を
下糸に使っていたのでした!

はよ気づけやっ!

「古いミシン糸は使わないように」
とつねづね言っているコウ先生でしたが、
原稿書きに疲れていたんでしょうか(笑)、
ボーッとしていたのか、
注意を怠りました。

コウ先生所有の、
フツーのシャッペスパンを
下糸に巻いたら、
難なく縫えましたとさ。

おしまい。

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