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今日のコウ手芸部では、
小学生かぎ針あみの部用コウ先生作見本、
サクランボのバッグを斜めがけした
ベアちゃんが完成しました↓

本日参加の大人のみなさんにも
「かわいー！作りたくなりますね」
と言っていただき、
大変うれしいよ、コウ先生は。

＊

さて、昨日は、
日本共産党本部で取材活動してきました。

共産党員でも週2回党本部へ行く人は、
本部勤務員以外は、
なかなかいないのではないかと思いますが。

『月刊学習』で好評連載中の
「ワタナベ・コウの日本共産党発見!!」
次号のインタビューでしたが、
お相手は、
わが中退大学（笑）
東京外国語大学の２学年後輩にして、
党国際委員会事務局長のTさん。

「いやあ、先輩に声をかけてもらって
光栄です！」と現れたTさんでしたが、
スゴいなと思ったのは、
日本政府が不参加にもかかわらず
日本共産党が参加したという
「核兵器禁止条約のための国連会議」で、
Tさんが、30年ぶりに
ANC（African National Congress
アフリカ民族会議）のMさんと
再会したんですよ、という話でした。

ANCは、
ネルソン・マンデラ氏も議長をつとめた
南アフリカ共和国の政党です。

アパルトヘイト体制打破を求めて
たたかった組織ですね。

（現在、勉強中なので間違っていたらすみません）

Tさんが30年前の学生時代に出会ったM氏は、
小さなANC東京事務所（日本の市民団体に
支援されて出来ていた）の所長で、
当時、マンデラ氏は獄中、
アパルトヘイト体制は存続していました。

その後、
アパルトヘイト体制は崩れ、
ANCは政権与党となり、
M氏は外務大臣となり、
いまや国連のエラい人。

100年前には崩れるわけがないと思われていた
アパルトヘイトが崩れたというだけでも
スゴいことですが、
そうした変革の歴史に、Tさんは、
「言葉」を介して関わってきたわけですよ。

「世界を見たい」で外語大へ進学した人間として、
これほど有意義な生き方はないんじゃないでしょうか。

同じ「世界を見たい」で外語大に進学したものの、
中退してしまった私としては、
その手があったのか！
と感慨しきりでした。

いや、でも、自分の過去の人生に後悔はありません。

（ふりかえってどうする）

イラストレーターや裁縫の先生をしながら、
日本共産党を取材できる人生が訪れるとは、
まさに「世界を見たい」が実現している
ともいえます。

＊

そうそう、今週は、コウ手芸部に
イタリア・トリエステ出身の方が
初参加してくれました。

トリエステは、イタリアの北東に位置し、
スロヴェニア共和国と接する都市です。

「スロヴェニアに行ったことがありますよ」
と話したら、超驚いて、
「何をしに？」と聞かれました。

「イラストルポを描くため」と答えたら
さらに驚いていました。

ちょっと調べたら、トリエステも、まさに、
歴史の渦に巻き込まれた都市だったようですね。

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