コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第90回 追加椅子事件

文学フリマ、終わりました。
成果は前回と同じくらいで、まあまあ、ってとこかなあ。

文フリはコミケと違って、基本的にコスプレは禁止なんですが、
非日常着的きものやセーラー服の制服を着た出店者もいて、
お客さんとなるとバリバリコスプレの人がいたりするんだけど、
それをぼんやりながめていたポチ編集長が
「コウもコスプレしたら目立つんじゃない?」
と発言したのにはちょっとオドロキました。
いったいどんなコスプレをさせたいっつうの。

今回、ナゾの事件かつケンカのタネになったのが、追加椅子事件。
文学フリマでは、基本的にひとつのブースに与えられる椅子はひとつで、
それ以上欲しい場合は事前に「追加椅子」を予約しておきます。

わがクレヤン編集部でも追加椅子を予約しておいて、
ポチ編集長が追加椅子を受け取って来たんですが、
それを盗まれるという事件が発生しました。

というか、正確には「盗まれた」のかどうかナゾなんだけど、
私が自分たちのブース(会議用とかの長いテーブルの半分が1ブース)で
ひとりで本を並べてて、
ポチ編集長が受け取った追加椅子をそのテーブルの脇に置いて
また別の作業にどこかへ行き、
戻って来たらその椅子がなくなっていたのです。

「追加椅子は?」
「知らない」って私は答えたわけ。
だって、編集長が椅子を置いた気配も
だれかに盗まれた気配も感じなかったんだもん。
まあ、盗まれたんだとしたら、気づかない可能性が高いわけだけど。

今回の私たちのブースは「角部屋」だったんで、
出店グループは400くらいあるし、
私もコスプレしてないから地味で見間違えそうな服装だったし、
「間違って別のブースのとこに置いたんじゃない?」
と私は言いはったんだけど、「確かにココに置いた」と。
今にいたるまでナゾで、不思議だったなあ。