コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第2017回 「コワい」家庭科の先生も


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昨日のコウ手芸部では、
Yさんのキャミソールワンピースが
ほぼ完成しました↓

きれいなターコイズ・ブルーの麻生地で
たっぷりギャザーを入れています。

たっぷりな分、
ギャザー寄せには少々苦労していて、
「私にはこのデザイン、まだ難しかったかな」
とYさんは言っていましたが、
ま、何事も挑戦しないことには
上手になりません。

大丈夫、大丈夫、
完成体験を積めば、
そのうち上手になりますよ。

昨日のコウ手芸部、
小学4年生のKくん(男子)は、
おじいちゃん、おばあちゃんへの
クリスマス・プレゼントとして、
フェルトの手袋を縫いました。

Kくんのおかあさんいわく、
「理解力はあるが、不器用なので」と
家庭科の授業をすごく心配して、
コウ手芸部に申し込んできたわけですが、
いやいや、最初は、確かに、
ちょっと大変でした。

4カ月くらいたった今は、
針に糸を通す、玉結び、玉止め、並縫いが
出来るようになりました。

そして、先日、小学校で、
はじめてのお裁縫の授業がありました。

Kくん、なんと、ほかの男子に
玉結びを教えてあげたそうで。

「コワい」家庭科の先生も、
心配して付き添った担任の先生も驚いていました、
とおかあさんがメールで教えてくれました。

初回のお裁縫の授業を経たあとは、
コウ手芸部でのKくんのレッスン態度も
一変しました。

誉められたり、出来るようになると
自信がついてくるんだねえ。

毎回、Kくんが、つくるものを考えます。

前々回は、へびのような、腕輪のような、
名前のわからないもの、
前回は、自分の名前入りのすごろく、
今回は、手袋です。

クオリティ的には高いものではありませんが、
なにかをつくろうという意欲を持ち、
「設計図」を頭のなかに置いて、
作業しながら、ああだこうだと
工夫して進められることはすばらしい。

Kくんのおかあさんには、最初から言っていますが、
もともと不器用だというような子は
いないと思います。

糸と針でのモノづくりは、
だれにでもできる楽しいことです。


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