コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第2318回 抱きつくコアラのぬいぐるみ


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今日のコウ手芸部では、
コウ先生のコアラのぬいぐるみが
完成しました↓

現在、コウ手芸部に参加中の
小学2年生Mさんが、最初来たとき、
作りたいものを聞いたら、
「腕に抱きつくコアラのぬいぐるみ」
と言っていたので、見本として
つくったコアラです。

ちょうどコアラによさそうな
ライトグレーの短毛ボアと
生成のフリースが
在庫生地にあったので、
それらの消化を兼ねてつくりました。

今回のコアラに使用した
ライトグレーの短毛ボアは、
すでに在庫切れで
リンク先は消失していたのですが、
「生地・服地のニット工房」で購入したものです。

(コウ手芸部参加の方から
生地を買うお店を教えてほしいと
よく言われるのですが、
その都度、検索して買うので、
お店は決まっていません。)

たぶん、こちら↓が同じボアではないかと。

鼻は、
黒のフェルトにパンヤを入れて
縫い付けてあります。

なので、
鼻のまわりがなめらかではなく、
その点に不満が残ります。

しかし、意外にかわいく出来た。
カーテンに抱きつくとこんな感じ↓

目はクリスタルアイのクリアー
(目のまわりが「透明」という意味で、
色が複数種あります)、7.5mmを使用↓

腕と脚は、テディベア方式で、
ボタンで止め付け動きます。

抱きつけるよう、腕はやや長めにして、
手先にマジックテープをつけてあります。


ウン十年前に女性誌の依頼で
タオルのカエルのぬいぐるみをつくったとき、
掲載誌を見たぬいぐるみメーカーさんから
スカウトされたほどの腕前(笑)の私ですが、
久しぶりのぬいぐるみ作り、楽しかった!

ぬいぐるみは、
コウ手芸部子ども教室の参加希望者
(特に低学年)の作りたいものの
第1位なんですよね。

高学年以上になると
時間がかかってもぬいぐるみづくりに
挑戦する子はいるんですが、
低学年にはかなり壁が高く、
地道な作業を時間をかけておこなうことになるので、
小さい子は飽きてしまいがち。

基本的には、本人のつくりたいものを
教えることをモットーにしているのですが、
小さいうちは、
未完成体験よりも
完成体験を多く積むほうが
やる気が増すと思うし、
お母様方とも相談のうえ、
別のものをつくってもらうことになり、
その点では私も忸怩たるものがあります。

フェルトを2枚縫い合わせる
マスコット的なものでは、
満足してくれないしね。

(いや、その気持ちはすごくわかる。
私もそうだった。)

しかし、よく考えると、
いや、よく考えなくても、
ぬいぐるみづくりって、
ソーイング上級編ですよね。


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