週刊ポチコラム:ポチことツルシカズヒコが雑誌批評などを書きます

vol.4『アルネ』休刊

11月13日の朝日新聞朝刊・東京版に、
「大橋歩さんの雑誌『アルネ』、次号で休刊」という記事が載っていた。

大橋歩さんといえば、
『平凡パンチ』(60年代)や『宝島』(70年代)の、
表紙の絵を描いていた人です。

大橋さんの個人的趣味にこだわった『アルネ』の創刊は02年10月。
ピーク時の発行部数は4万部。
今年の12月発売の30号を区切りに休刊するという。

『アルネ』は下北沢とかの書店の目立つ場所に置かれていたので、
時々、手に取ってパラパラめくったりしていました。
個人が発行している雑誌という意味では、
クレヤン編集部も同じような立場なので関心があったからです。
デザインも文章も素人っぽいな〜という感想を持っていました。
逆にそれが良さだったんでしょうね。
オールカラーというのも売れ線の要因だったのでしょう。

しかし、『アルネ』に欠けていたのは編集力かな。

『アルネ』11号

『アルネ』11号