週刊ポチコラム:ポチことツルシカズヒコが雑誌批評などを書きます

vol.16 よい企画

クレヤン編集部は、と言っても僕とコウ編集部員のふたりなんですが、
そろそろクレヤン12号の特集企画を何にしようかと考えています。

現在、クレヤン11号の印刷所への入稿作業中なんですが、
クレヤン11号の中に次号予告のページがあり、
次号、つまり12号の特集企画を予告する必要があるわけです。

クレヤン編集部は、とりたてて、編集会議などはしませんが、
企画について考えるのは、寝酒を飲みながらということが多いです。

「どうしたら、いい企画が考えられるの?」と、
コウ編集部員によく聞かれるんですが、
それは僕もよくわかりません。

しかし、こういうことは言えると思います。
ダメな企画を排除していくことである。
それがよい企画がどうかはよくわからないけれど、
ダメな要素が少ない企画がよい企画なのである。

こうも言えると思います。
ダメな企画はすぐにダメであることがわかる。
企画力のある人というのは、つまり、
ダメな企画の目利きが優れている人なのである。

「勝ちに不思議あり、負けに不思議なし」と言ったのは、
野村克也さんですが、
「よい企画に不思議あり、ダメな企画に不思議なし」。