ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記

加東大介

加東大介著『南の島に雪が降る』(ちくま文庫)を読んだ。
加東大介という俳優がちょっと気になったからである。

きっかけは、小津安二郎監督『秋刀魚の味』だった。
軍艦マーチが流れる中、
トリスバーで笠智衆と一杯やるシーンの加東大介がすごくいい。
海軍時代の艦長(笠智衆)と再会したという設定のシーンである。
映画『南の島に雪が降る』などの主役としての加東大介も悪くないが、
やっぱり、加東大介が光るのは脇役である。

クレヤンの中に「勝手に◯◯◯◯論」という、
人物評みたいなコーナーがあって、
そこで加藤大介を取り上げてみようかと思っているのだが、
やっぱり、ちょっと地味すぎるかなぁ〜。

南の島に雪が降る