ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
吉田恵輔監督『さんかく』
本日は日本列島を強風が吹き荒れましたが、
クレヤン編集部は映画監督・吉田恵輔に
ガツーンと一撃を喰らった一日でした。
同監督の映画『さんかく』(2010年)と
『机のなかみ』(2006年)を観ました。
『さんかく』はCSで放映していたのを観たのです。
『小谷野敦のカスタマーレビュー 2002~2012』
(アルファベータ)で
小谷野敦が最高評価の☆5個をつけていたから、
よし観てみるかとなったわけです。
クレヤン編集部、
吉田恵輔監督の映画は初体験でした。
出だしからしばらくは
若者を主人公にした映画にありがちな
安っぽさを感じさせるところがあるんですね。
けっこうエロいし。
しかしそのうちエロさはどうでもよくなり、
唖然とするような
素敵なラストシーンでジ・エンド。
監督自身が書いている脚本に引き込まれ、
シリアスなシーンに挿入される笑いにニンマリ。
絵作りが凝っていてどのシーンにも
丁寧に作り込まれた職人技を感じさせられ、
これぞ映画だな〜って気分になります。
これが映画だよなといえるような省略の見事さ。
テンポが実によい。
役者の潜在能力を引き出す長回しのカットもいい。
タイトルのつけ方もうまい。
大上段に構えてない「さんかく」。
善人が誰一人登場してないのもいい。
『さんかく』に一撃を喰らわされた
クレヤン編集部はツタヤに走り
『机のなかみ』をゲット。
やっぱり、出だしからしばらくはエロくて
安っぽい映画かなと錯覚してしまうんですが、
それは吉田恵輔監督の戦略なんでしょうね。
エロは観客を飽きさせないスパイスなのでしょう。
まるで黄金期の『週刊SPA!』みたいです(笑)。
この作品もラストがよかった。
あのバッティングセンターはどこにあるんだろう?
吉田恵輔監督はパッピーエンドの人のようです。
※
You Tubeクレヤンニュース第10回『裁縫女子宣言!』著者に聞く(前編)をアップしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★ツルシカズヒコ編集の裁縫本!
『裁縫女子宣言!はじめて作る自分だけのシャツ』
(ワタナベ・コウ著/バジリコ)絶賛発売中!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★ツルシカズヒコ編集協力の漫画単行本第2弾!
『節電女子』(ワタナベ・コウ著/日本文芸社)絶賛発売中!
炊飯器・電子レンジ・冷凍庫を使わない「節電飯」の
簡単レシピと調理のコツを、ギャグ漫画で伝授。
四六版、オールカラー192頁で1050円。
★ツルシカズヒコ編集協力の漫画単行本第1弾!
『裁縫女子』(ワタナベ・コウ著/リトルモア)絶賛発売中!
★クレヤン放送局はYou Tubeで!
http://bit.ly/f5S1Qz
★枡野浩一×ワタナベ・コウ&ツルシカズヒコ対談(枡野書店ラジオ/UST)
http://www.ustream.tv/recorded/12750111
★写真家・大野純一UST対談
ツルシカズヒコ出演
http://www.ustream.tv/channel/ohnojunichi(第8回)
http://www.ustream.tv/recorded/12451499(第6回)
ワタナベ・コウ出演
http://www.ustream.tv/channel/ohnojunichi(第7回)
★ツイッターやってます。
ツルシカズヒコ→http://twitter.com/k_tsurushi
ワタナベ・コウ→http://twitter.com/watanabe_kou
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★ツルシカズヒコ著
『「週刊SPA!」黄金伝説 1988~1995 おたくの時代を作った男』(朝日新聞出版)
●ツルシカズヒコvs中森明夫対談(『週刊朝日』2010年7/2号)
●「鈴木邦男の愛国問答」(第53回)
●「鈴木邦男の愛国問答」(第55回)
●『AERA』2010年7/19号に鈴木邦男さんの書評掲載
●TBSラジオ「小島慶子 キラキラ」の吉田豪さんコメント(2010年7/1オンエア)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★クレヤン創刊8周年記念セール
●クレヤン本誌11冊セット(1〜4号、6〜12号)11,000円(送料無料)
●クレヤン本誌/枡野浩一セット(4・9・10・11号)4,000円(送料無料)
●クレヤン増刊7冊セット(1号、3〜8号/型紙なし)4,500円(送料無料)
●ワタナベ・コウの洋服型紙14セット 9,800円(送料無料)
注文申し込みフォームから購入できます。