ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記

骨太の笑い

夕食後、クレヤン編集部の映画鑑賞会をした。

本日は台湾映画『村と爆弾』(1987年)である。
中国語のタイトルは『稻草人』で案山子という意味らしい。
監督は王童(ワン・トン)。
ビデオ録画していたものをDVDにダビングしながら観た。

昨日観た『恋人たちの食卓』に出演していた女優、
楊貴媚(ヤン・クイメイ)が出演しているという、
コウ編集部員の指摘があったので観てみたのである。

コウ編集部員によれば、
四方田犬彦さんもかつてSPA!の連載コラムで、
高い評価をしていた記憶があるそうだ。

ビデオ録画した際、僕も一度観ているはずだが、
今回はしっかり観直した。

骨太な笑いというか、今村昌平の「重喜劇」的な臭いを感じた。
台湾南部(たぶん)の農村の風景も良い。
侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の、
『冬冬の夏休み』(1984年)の台湾の田舎の風景も良かったですが。