ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記

人情と義理

スカイAで明治神宮大会、大垣日大対東海大相模を見る。
10対9で大垣日大が優勝。

『ポチ&コウの台湾へ行こう!』冷たい雨が降っていて、外出する気もしないので、午後、クレヤン編集部の映画鑑賞会をした。昨日に引き続き、王童監督作品である。『赤い柿』(1995年)を観た。中国語のタイトルは『紅柿子』。10年以上前に「スタープラス」でビデオ録画していた映像を、DVDにダビングしながら観た。10年ぶりぐらいに観直したわけだが、これがものすごい傑作だった。クレヤン編集部では、侯孝賢監督『非情城市』に並ぶ、台湾映画の傑作という評価で一致した。

『赤い柿』王童の『村と爆弾』『赤い柿』については、『ポチ&コウの台湾へ行こう!』(太田出版)で言及しています。ちょっと台湾映画の頭のモードになってしまったので、四方田犬彦著『電影風雲』(白水社)の台湾の項を、拾い読みしてしまった。ふと、『電影風雲』の帯を見ると、「映画は人情と義理で撮るものだ」という、侯孝賢の言葉がキャッチコピーとして使われている。雑誌も「人情と義理で作るもの」かもしれない。