ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
大杉栄を社会主義に接近させた本
自宅近所の公園で撮影した花です。
※
『大杉栄伊藤野枝選集第十三巻』
(黒色戦線社)読了。
伊藤野枝
「山川菊栄論」「乞食の名誉」。
大杉栄
「丘博士の生物学的人生社会観を論ず」。
あたりが面白いです。
「乞食の名誉」は伊藤野枝が
『青鞜』から社会主義運動家に
脱皮していった心情がわかります。
大杉が20歳の時に読んだ、
動物学者の丘浅次郎(おか・あさじろう)著
『進化論講話』は、
大杉を「社会主義に接近させた」
本ともいわれている。
ハーバート・リードの指摘によれば、
「マルクス主義は経済学を基本にし、
アナキズムは生物学を基本にしている」。
「丘博士の生物学的人生社会観を論ず」は、
そのあたりについて大杉自身が言及している。
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