ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
関東大震災で倒壊した歌碑
2010-01-05(火)
コウ編集部員と鎌倉の鶴岡八幡宮に初詣に行ってきました。
今年も気合いを入れてやりますという決意表明の初詣です。
鶴岡八幡宮の説明が書いてある看板を見ていると、
そばにいた男性が話しかけてきた。
「あれは関東大震災で倒壊した歌碑です。震源が目の前だったので、
このあたりは被害が甚大だったんですよ」
確かに看板の後ろにポッキリ折れた歌碑がある。
ふ〜んと唸ってしまった。
クレヤン11号は、
伊藤野枝、大杉栄に関連した特集を組んでいるのだが、
大杉と野枝が逮捕され虐殺されたのは、
彼らが鶴見に住む大杉の弟一家を見舞った帰りである。
なぜ、東京に住む大杉たちが鶴見まで見舞いに行ったのか、
それがよくわからなかったのだが、
東京は火災の被害が甚大だったが、
地震自体の被害は神奈川の方が甚大だったからなのだ。
なるほどね〜、コウ編集部員とふたりで納得したのだった。
写真は江ノ電の車窓から見えた海です。
僕もコウ編集部員も久しぶりに見る海です。