ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記

松沢教会の十字架

午後、気晴らしにコウ編集部員と上北沢図書館に行って来ました。
辻潤の著作を借りるためです。

辻潤は明治から昭和戦前にかけてダダイストとして生きた人物です。
伊藤野枝が大杉栄の元に走る前の旦那でもありました。
コウ編集部員が今、辻潤の著作にハマっていて、
クレヤン11号の特集では辻潤の名言集を掲載する予定です。

写真は上北沢図書館のすぐそばにある松沢教会です。
賀川豊彦に関連する教会のようです。
賀川豊彦は大正から昭和にかけて活躍したキリスト教社会運動家で、
1920年に改造社から出版した自伝的小説『死線を越えて』が、
大ベストセラーになったことで知られている。
3部作合計400万部売れているんですね。

しかし、税金も払っている、働く意欲もある、働いた実績もあるのに、
働く場がないという現在の日本という国は、
もう国家の体をなしてないですよね。
松沢教会の十字架を見上げながら、そんなことを思いました。