ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記

『裸の島』

午前中に長岡市の吉原印刷さんから、
クレヤン11号の校正刷りが届きました。

戻しは来週月曜日なので、ザッと目を通し、
本日は映画鑑賞の一日にしました。

午後、新藤兼人監督『裸の島』(1960年)を観る。
モスクワ国際映画祭でグランプリを受賞した作品です。
キャストは殿山泰司と乙羽信子の2人。
スタッフ11人。
550万円の低予算。
ロケは瀬戸内海での1ヶ月。
サイレントではないんですが、台詞がまったくありません。

一度観た後、
新藤兼人と音楽を担当した林光の対談を聞きながら、
もう一度観ました。
映画を観る新たな視点というか抽き出しがひとつ増えました。
そういう映画です。
クレヤン編集部の評価は高いです。

夜、沢村貞子さんが出演しているということで、
小津安二郎監督『お早よう』(1959年/松竹)を観る。

僕は一度観ているのですが、断片しか覚えていませんでした。
小津映画の「4番バッター」杉村春子さん、
さすがだなぁ〜という感じですね。