大杉栄と伊藤野枝が悪趣味なファッションで日蔭茶屋に行ったのはなぜ？

ポチのクレヤン編集長日記：ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記

2016-05-24（火）

【あきらめない生き方　詳伝・伊藤野枝】連載中！
第211回〜第212回をアップしました。

平塚らいてうは、
大杉栄と野枝の風体を
「どこかの旦那とお茶屋の女中」
と書いていますが、
なぜふたりはこんな格好をして、
茅ケ崎にいるらいてうを訪ね、
葉山の日蔭茶屋に行ったんでしょうか。

私はウケを狙ったと推測しています。

フリーラブ報道の渦中にいる
新人類のふたりですから、
さぞかし服装も欧米風なのだろう
という世間の予断を逆手に取って、
笑いを取ろうとしたのではないでしょうか。

貧乏生活が半年ぐらい続いていましたが、
後藤新平から300円を入手してひと息きつき、
新婚旅行気分にもなり、
景気づけに派手な衣裳にしてみた、
そういう遊び心もあったかもですね。

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