労働者の実存を資本家から取り戻す

ポチのクレヤン編集長日記：ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記

2016-07-15（金）

【あきらめない生き方　詳伝・伊藤野枝】連載中！
第294回をアップしました。

月刊『労働運動』が創刊されました。
大杉のアジテーション調の
文章が冴えています。

大杉の目指す労働運動が、
労働時間の短縮や
賃金アップだけに留まらず、
労働者の実存を資本家から
自分の手に取り戻すことだ、
というのが彼らしい視点ですね。

この大杉の視点には、当然、
野枝さんも「意義なし！」
だったはずです。

しかし、
この『労働運動』創刊号に、
なぜか野枝さんは
寄稿していません。

野枝さんはこの年の12月に
次女・エマを出産します。

『労働運動』創刊号の作業が
佳境だった9月ごろ、
野枝さんは体調を
崩していたのかもしれません。
「後期つわり」でしょうか。

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