ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記

吉村昭『三陸海岸 大津波』

今日はけっこう暑かったですね。
夏日だったのかな。


午後、コウは自宅で手芸部。
で、電話あり。
十数年前に会ったことのある
出版社の経営者であり、
敏腕編集者の方でした。

先日の
「連合赤軍事件の全体像を残す会」の例会でも、
十数年前に会ったことのある
編集者の方と遭遇しました。
彼は当時、学生でしたが、
今は日本を代表する雑誌の編集次長です。


吉村昭『三陸海岸 大津波』(文春文庫)を読みました。
明治29年、昭和8年、昭和35年に
三陸海岸を襲った津波。

昭和8年の津波では、
岩手県気仙郡唐丹村本郷の
全戸数101戸が全滅している。

僕の母はこの唐丹(たんに)村、
現在の釜石市で大正9年に生まれた。
で、宮城県の女川に一家で
移り住んだのが昭和3年ぐらいだと思う。

もし、唐丹村に住み続けていたら、
死んでいた可能性があるわけです。

昭和35年の津波は僕も覚えていて、
当時、僕は4歳。

浸水した女川の母の実家に見舞いに行った
記憶がわりと鮮明です。
僕の一家は小牛田(こごた)
という内陸の町に住んでいて、
石巻線に乗り女川まで行った。

で、今年の夏、母を連れて
壊滅した女川に行きました。
母の実家はもう女川にはないのですが、
女川在住だった母の姉の家は全壊流失、
93歳の母の姉は
長男に背負われ裏山に逃げ九死に一生を得た。

クレヤン12号に
その関連記事を掲載したのですが、
南三陸がルーツの母方一家は、
津波と縁があると
思わざるを得ないのであります。


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