ふもれすく年譜 1958年(昭和33年)


【1月】
●野枝、大杉らの墓がある松原の墓地が
墓地改葬で取り払われる。
野枝らの墓石は庭石がわりに近くの家が持っていく。
『ルイズーー父に貰いし名は』p243

【4月】
●王丸和吉、会社の金を使い込む。

留意子、上京し伊東きみ子と面会。
鵠沼在住の菅沼幸子と始めて会う。
『ルイズーー父に貰いし名は』p239

【5月】
●神近(70歳)、
第28回衆議院議員選挙に出馬して三選。

●5/25
伊藤ムメ、死去。
『ルイズーー父に貰いし名は』p242

【7月】
●神近(70歳)、ソ連訪問。
トルストイの生地
ヤースナヤ・ポリャーナに行き、
トルストイの墓参をする。

「椎や樫の古木があって、
そこに横が半m、
縦がそれより二倍位の石が一つあり、
それがあの世界をゆるがした
大作家の墓だった。
私はそれが何だか悲しかった。」
(「私の短歌」『神近市子文集3』)

●らいてふ&奥村、北成城に転居。

【10月】
●10/28
真子、村上信彦に手紙を書く。
『ルイズーー父に貰いし名は』p216

【11月】
●11/1
鳥取県日野郡日野町根雨の
延暦寺境内に
生田長江顕彰碑が建立される。
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●『辻潤集』(1巻・2巻/近代社/限定版800円)

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