ふもれすく年譜 1926年(大正15年/昭和1年)


【1月】
●代千代子死去(33歳/肺結核)。

●1/11
長江の「小説『一日本人』を読め」が
『国民新聞』に掲載。

『一日本人』は杉山平助が昭文堂から
自費出版した自伝的長編小説。

●1/21
大杉栄全集刊行会
『大杉栄全集 第六巻』発行(第六回配本)。

【3月】
●3/20
大杉栄全集刊行会
『大杉栄全集 第九巻』発行(第七回配本)。

【4月】
●4/25
エレン・ケイ死去。76歳。
➡『元始女性は太陽であった』(完)p228

●吉行エイスケが『虚無思想』創刊。
三号で終わる。長江、寄稿。

【5月】
●5/18
大杉栄全集刊行会
『大杉栄全集 第二巻』発行(第八回配本)。

●橘あやめが福岡にいる真子を引き取り、
労働運動社で「マコの会」が盛んに行なわれる。
真子は横浜市鶴見の勇が養育。
来京4ヶ月後、真子、
生麦小学校に通学し始める。

『ルイズーー父に貰いし名は』p55
『伊藤野枝と代準介』p203
「大杉栄を受けとめた弟妹と娘たち」

【7月】
●7/13
大杉栄全集刊行会
『大杉栄全集 第一巻』発行(第九回配本)。

●7/23
金子文子、栃木女囚刑務所で縊死。

【9月】

●9/8
大杉栄全集刊行会
『大杉栄全集 第四巻』発行(第十回配本)。
これで全十巻完成。

●9/16
労働運動社で大杉らの三周年追悼会。

●中学4年生の村上信彦が
労働運動社を訪ね、
大杉魔子に会う。
『ルイズ——父に貰いし名は』p59

●秋口
藤田まさと、長江に弟子入りする。

【10月】
●10/1
甘粕が千葉刑務所を極秘裏に出所。
宮城県川度温泉に潜む。

『日録・大杉栄伝』p497

【12月】
●12/25
大正天皇崩御。
同日、皇太子裕仁親王
(昭和天皇)践祚を受け
直ちに改元の詔書を公布して、
昭和に改元した。
1926年12月25日は
大正15年であり昭和元年でもある

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