コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第222回 ボタンは穴の真ん中につかない

1月発行予定の裁縫女子本の撮影で、
ちょっと座ったりかがんだり
床に洋服並べたりしただけっつうのに
筋肉痛になりまして、
3日経った今日も痛い
(顔もまだ痛い)。

カタログハウスの裁縫教室で
10時間くらい立ちっぱなしでいても
筋肉痛にはならないんだけどなあ。

いかに屈伸運動、というか、
ひざと太ももを動かす動作を
普段していないかってことだな。

カタログハウスの裁縫教室といえば、
拙著『裁縫女子』(リトルモア)を読んで
「ぜひ参加したい!」と思い、
三重県から大阪までやって来てくれた方がいました。

おかしかったのは、彼女、
「あの、なんとかっていう、小花柄の生地は
絶対選んじゃいけないって思いました」
みたいなことをいってたのよ。

小花柄の生地って、
いわゆるリバティってやつですね(笑、
絶対選んじゃいけないことはないんですよ。
まあしかしコートにリバティはありえないね。

というわけで、
コウ先生の縫ったリバティのシャツ、
完成写真だー!↓

素敵!
上手な人の縫ったリバティのシャツって(笑。

ボタンは、
依頼主のMちゃんが縫いつけたんで、
Mちゃんに「ボタンつけたら
写真撮りたいんで、一瞬貸してね」
といっといたんだけど、
受け取ったとき思わず
「わあ、ボタンホールきれいに縫えたねえ」
といいそうになった。
ボタンホールは私が作ったんだった。

ボタンホールといえば、
今冬のカタログハウスの裁縫教室、
課題はスプリングコートなんだけど
(東京教室は17日!)、
ボタンが3つくっつきます。
よって、ボタンホールも3つ作る。

で、改めて知ったことは、
ボタンのつけ位置が
ボタンホールの端っこであることを
知らない人が多い!
てか、ほとんど!

ボタンホールの真ん中に
ボタンはついているんだと思ってました、
という人がほとんどなのね。
調査したら、わが手芸部でも
知ってる人は少なかった。

なんで、この機会に
ここを読んでるみなさんにもちょっと解説しようと
1月発行予定の裁縫女子本用に製作した
「フリルつき短冊あき麻のタンクシャツ」に
ボタンつけるときに写真を撮っておきました。

↑こんな感じで、
ボタンホールを作ったあとに
ボタンつけ位置を
「目打ち」という道具で印すわけだけど、
見て、見て、見て!
ボタンホールの真ん中じゃなくて
ボタンホールの上端
(縦穴の場合は上端にボタンがつく)に
ボタンはつくのですよ。

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(発行:日本文芸社
 企画:エム・エム・クリエーション
 編集協力:ツルシカズヒコ

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『裁縫女子』(リトルモア)のインタビューなど】

雑誌『hito(ヒト)』3号

「サイゾーウーマン」

●歌人の枡野浩一さんとのユースト対談↓
http://www.ustream.tv/recorded/12750111

●写真家の大野純一さんとのユースト対談↓
http://www.ustream.tv/channel/ohnojunichi

●文筆家の近代ナリコさんの『裁縫女子』(リトルモア)書評↓
http://bit.ly/fHvj35

●『裁縫女子』は↓で最初の4ページが読めます(無料)。
http://xfs.jp/yVaxt

●YouTube 「クレヤン放送局」は↓
http://www.youtube.com/user/watanabe3kou