コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます
第542回 牛乳パンは新潟限定なのか?
「コウさん、新潟出身なら、
牛乳パンて知ってますか?」
「牛乳パン! もちろん!
大好きだったもーんっ!」
ていう会話を
Oさんと交わしたのはいつだったか。
新潟出身の飲み友だちから
牛乳パンの存在を教えてもらった
というOさんが、
今日、手芸部に来たときに、
牛乳パン、持って来てくれたーーーーっ。
その友人が帰省したときに、
買って来てくれたらしい。
と、はて、よく見たら、
アタシの知ってる牛乳パンより
かなり小ぶりだ。
そして、「ドイツ菓子」なんて単語も。
牛乳パンてドイツ菓子だったのか?
Oさんが言うには、
牛乳パンは新潟限定のパンではないかということで、
そう言われると上京したとき、
パン店に牛乳パンがないのにはかすかに驚いた。
私は小中学校時代、
新井(アタシの生まれた市の名前、
いまは合併して違う市名に)の
タマヤというおもちゃ店の
(ここで毎年クリスマスプレゼントを
買ってもらうのが、名前をいまでも
覚えているくらい楽しみだったのである)、
隣りにあったパン店(名前は忘れた)で
いつも下校途中に牛乳パンを
(その先のカドヤでは中華まんを)
買い食いしていたのだが
(当時はいくら食べても太らなかった)、
アタシの食べてた牛乳パンは、
もっとデカかったと思う。
0さんのお友だちは糸魚川の出身で、
この牛乳パンは、糸魚川の
「いのや商店」というパン店さんのもので、
この「いのやの牛乳パン」ていうのが、
わりと有名なんだとか。
糸魚川は新井と同じ、
新潟県の上越地方にある市なので、
市名にはかなりなじみはある。
距離的にも近い。
しかし、
街に足を踏み入れたことはなく、
「翡翠が有名」ってことしか知らない。
いまも翡翠が採取できるのかも知らない。
食べてみたら、
いのやの牛乳パン、
アタシの記憶の中の牛乳パンと
同じものだった。
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