コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第622回 使えないおまけ


今日の手芸部では、
4月のカタログハウスの、
チュニックの試作にとりかかってみました。

胸もとにギャザーを寄せる
わりとたっぷりめのラインなので
薄めの布で作りたいんだけど、
在庫を物色してみたら
あんまりいいのがなくて。

アドヴァンスネットで買った秋冬ものの布が
かなりたまってきてて、
どっちかってっいうと
あれらを使いたいのだが、
そろそろ試作もしないといけないし。

アドヴァンスネットは、
最近アタシが最もよく買い物する
布地店さんです。
とにかく安い。

ただし、
サイトの出来がわりとよくなくて(笑、
布なのに写真がわかりにくく(笑、
素材表記もおおざっぱで(笑、
まあ、そのへんは
愛すべきラフさとも呼べるものなのだが、
ついでに言うと、
日本語もちょっとヘン(笑。

バーゲンのお知らせとか
更新のお知らせとか
無料生地サンプル配布のお知らせとか、
いろいろ来るメールの日本語が
ちょっとずつヘン。

楽天銀行に名称変更している名前が
イーバンクのままだったり、
PM21時って書いてたり
(どこが間違いかわかるわね、みなさん)、
他人のことを言えたギリでもないのだが、
気になって気になって気になって仕方な〜いっ。

なぜあれらのことが
今まで放置されているのだろうか。
いや、まあ、そんなことは
どうでもいいんだけどさ。

それよか注目したいのはおまけの布。
買い物すると毎回必ずおまけの布も
1セット同封されてるんですが、
このおまけの布が
いっつもいっつも使えないものなの。

あまりに使えなくて面白いから
手芸部のみんなに見せて楽しんでいるアタシ。

布選びのお勉強に見せていると言えばいいのか。
いや、単なる楽しみだな、あれは。

なんだかんだ言いつつ、
「今回の使えないおまけはどんなかしら」って、
楽しみにしちゃってるもの。

手芸部のみんなに
「これ、ヘンでしょう、クックックッ、
何作ったらいいと思う?」って聞いたときの
リアクションも楽しい。

「70年代の服にこういうシャツ、
ないですか?
ループタイとかしてるような」

「それって、つまり、
むちゃくちゃダサいってことね」

「えっ、違いますよ、
ほらこんな帽子とかかぶったりして」

「帽子ーっ? ヒッピー?
いや、ウエスタンか?」

「あ、ウエスタンかなあ、
えっ、でも、
こういうシャツ着てる人、
いるじゃないですか」

「そりゃ、いるけどさ、
それをダサいって言うのよ」

「ポチさんに作ってあげたら
いいじゃないですか」

「ええっ、やだよ、こんなの、
ジジイがこれ着たら最悪よ」

「えっ、ジジイって、ヒドい…
でも、こういうのも似合いそうですよ」

「似合わないわよっ」

あ〜、おもしろかった。

アドヴァンスネットの春夏もの発売、
楽しみだなあ。

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 編集協力:ツルシカズヒコ