第1706回　小学校以来の刺しゅうにチャレンジ

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2017-03-07（火）

今日のコウ手芸部では、
刺しゅうコースに初参加のSさん（40代）が、
小学校以来の刺しゅうに
チャレンジしました↓

コウ先生の見本はこちら↓

Sさんの目標、というか、
参加の目的は、
4月に小学校に入学する
娘ちゃんのためのバッグに
刺しゅうすること、なんですが、
えっ、４月？

本を見てひとりで刺しゅうしてみようと
試みたものの、出来ない！困った！
ということでの参加なわけです。

図案については、
娘ちゃんからの壮大な希望があるんですが、
部分的に希望がかなえられれば、
ということになりました。

なにせ、今月中に完成しなきゃいけない
わけですからね。

ということで、
今日は、
フェルトのアプリケのための
縦まつり縫い、
25番刺しゅう糸での
アウトライン・ステッチ、
サテン・ステッチ、
レゼデージー・ステッチ、
フレンチナッツ・ステッチ、
バリオン・ステッチのバラ、
を練習しました。

↑こちらの本は、
「おしゃれな図案」は掲載されていませんが、
ひととおりの刺しゅうの基本が
盛り込まれています。

とはいえ、
すべての「初心者向け」本や動画が
そうであるように、
「はじめて」とか「よくわかる」とかいう
タイトルはあくまで「売るための方便」、
いや「売るための暗黙のルール」です。

いちども実践したことのない人が
見るだけで「わかる」ものではなく、
実践経験のある人が見て「確認」できるもの、
という位置づけなのです。

そして、
刺しゅうで最も難しいのは、
「糸の引き加減」です。
「手加減」と言ってもいい。

ステッチを覚えること自体は簡単ですが、
きれいにそろえて刺すとか、
丸みやカーブをきれいに刺せるようになるには、
時間がかかります。

本や動画では表現することがむずかしい
「塩梅（あんばい）」があるのですね。

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「裁縫する女」のジェンダー・ポリティクス
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