第888回　フェイクファーのつけ衿とか、ジュード・ロウとか

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2014-11-07（金）

丸衿のブラウスを製作中のNさんは、
ブラウスが完成したら、
ノーカラーのコートと
フェイクファーのティペット（つけ衿）を
作ると言っております。

購入したフェイクファーは
まだ見せてもらってないんだけど、
どんなのかなあ、楽しみ！

誰も知らないだろうけど、
15年くらい前のコウ先生は、
手作りティペットの名手で、
やたらいろんなとこで手作りティペットを
作って紹介しまくってたんだよねえ。

しかも、わりとどこでも、
かわいくて簡単に作れる！
と、好評でしたね。

これは、15年くらい前の
某PL教団会報誌での連載で
手作りティペットを紹介したページ↓

同時期だったと思うんだけど、
こちらは、某セブンティーン誌用に
作ったティペット↓

先日の和光大学の講演会の
同時開催プチ個展では、
フェイクファーの手作りものを
紹介するコウ先生が出演した
2005年放送NHK総合の朝番組の
DVDも流したりしてたんですが、
その中でも手作りティペットを紹介してました。

コウ先生自身も白いファーのティペットを
カーディガンにつけて出演しておりました。

かわいかったわ〜、9年前の自分（笑。

で、つけ衿って、今年、流行ってる？
それとも、もう冬の定番になったの？

野球とニュースと吉本新喜劇くらいしか
テレビ見ないんですが、
なんか続けて、タレントさんやら
アナウンサーさんやらの衣装の
「あ、これってつけ衿？」っていうの、
見かけまして、流行ってんのかなあって
思ってググったら、わりと売れてるらしい。

昔は（って、ザックリ過ぎ！）、
つけ衿って、フォーマルなもので、
実際、服装史的にも、
衿はもともとくっついてないで
別物だったので、
つけ衿はフォーマルで
かっこいーものだったんですよ。

個人的には、
フォーマルなつけ衿！で思い出すのは、
映画『オスカー・ワイルド』で
ダグラス（男）役の
若きジュード・ロウ（むちゃ美しい！）が
シュッとつけ衿をはずした場面ですよ。

ワイルド（男）とヤる（やあねえ、下品ねえ）
ために、衿をはずしたんだったね、確か。

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布帛でのつけ衿の作り方も
洋裁雑誌には載ってたもんですが、
歴史は巡り巡って、
フォーマルからカジュアルへの
カテゴリー替えどころではなく、
節約のためのつけ衿！
になってるみたいね。

ずれないように、
脇にゴムストラップつきって、
ちょっとビンボくさいんじゃ、
って気がしなくもないけど、
いや、そうだよね、
賢くオシャレするのが今どき
ってことですね。

いや、売る側もいろいろ考えるなあ。

けど、つけ衿は、服作れる人には
わりと簡単に作れますよ。

残り布の活用方法とかで、
つけ衿作り、いーかも。

フェイクファーでのティペット作りも
もちろんおすすめだけど。

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