コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第1024回 チュールスカート大人気を考察




カルディで売ってる
ロイタイのタイカレーの
イエローカレー↓が
大大好きなんですが。

先日の楽天のセールのとき、
カルディ楽天店では売り切れてて
(が、今見たら復活してた!)、
笹塚店でも品切れしたんで、
下北沢店に行ったら
賞味期限間近でセールしてた!

ので、
たくさん買ったんだけど、
店がめちゃくちゃ混んでた!

下北沢の街は、
毎年、春休みの時期が
最も人出が多いんだよねええ。

そんな下北沢の街では、
チュールスカート、超流行ってます!

「filerフィレ」のこれ↓と同じような感じの
ストライプチュールの白、
店頭で「イチオシ!」って感じで
売られてるの、見ました。

大人ナチュラル系ファッションのお店
「soulberry」でも
ストライプチュールスカートは
大人気らしいし↓

チュールスカートを
身につけてる女子たちのは、
圧倒的に白でしたね。

トップスを
ブルーのダンガリーシャツで
コーディネートしてる子、多し。

裁縫女子的分析としては、
チュールスカートは、
ウエストゴムで基本フリーサイズ。

サイズ展開しないでいいので
洋服メーカー側としては
コストが押さえられるってのが、
最大の利点でしょう。

チュールは、
切りっぱなしで使えるってのも
手間が省けて経済的。

あと、パターンいらず。
四角でいいからね。

着る側も、
チュールは、
ポリエステル(またはナイロン)で
シワにならないし、
「ネット」なので、
汚れもつきにくいし、目立ちにくい。

そして、
チュールやシフォンは、
もともとドレス素材ですから、
お姫様っぽい点なども
女子にウケているんでしょうか。

あと、
チュール、シフォン以外にも
ドレス素材が最近、流行ってるのが、
仕組み考察が趣味のアタシには
興味深いですね。

あれって、ドレス素材を作ってる
繊維業界からのアプローチも
あるんじゃないかなあ。

というのは、
昭和30年頃のキモノブームって、
第二次大戦中に日本の絹が
アメリカに売れなくなってる間に
アメリカ人が
ナイロンのよさを知ってしまい、
終戦後に日本の絹が売れなくなって
「アメリカが」困り
(外貨獲得できないとまた日本が
悪さやらかすんじゃないか
という意味の困り)、
アメリカからのアプローチありで
絹繊維業界から仕掛けた
「キモノブーム」だったという話
(かなりざっくりまとめてますが)を
ある本で読んだことがあって、
なるほど、そうやって
この繊維が売れてないからって
仕掛けられる流行ってあるよなあと思い、
最近のドレス素材ブームを
そんな風に分析するのも面白いかと。

ま、そんな仕組みはともかく、
かわいいものはかわいんだけど(笑。

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