コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第145回 〈節電女子の節電飯14〉饅頭(マントウ)

拙著『ポチ&コウの台湾へ行こう!』(太田出版)でも
描いているんだけど、
台湾の王童(ワントン)監督の
『紅柿子(赤い柿)』という映画がむちゃくちゃ好きで、
特に好きなのがおばあちゃんが朝、
学校へ行く孫ひとりひとり(兄弟がたくさんいる)に
蒸したての饅頭(マントウ)を持たせる場面。

この饅頭(マントウ)、
肉まんの中身がない皮だけのものなので、
材料費はかなり安い。作るのも簡単。
それなのに、いやそれだからこそ、
本当に美味しそうで、
真の幸福とは何かなんてことまで考えてしまうくらいに
ジンとくる饅頭(マントウ)なのです。

というわけで、
今日は饅頭(マントウ)を作ってみました。

【作り方】
1.薄力粉1カップ、強力粉1/2カップ、塩少しをサッと混ぜる。
 サラダ油大さじ2を加えてさらに混ぜる。
2.イースト小さじ1、砂糖小さじ1、水100ccを混ぜて、
 1に入れ、手でこねる。
 ※この分量だとボールの中でこねられる。
3.手に何もつかなくなったら丸めてぬれぶきんをかけて
 少しふくらむまで(20分くらい)置く。
4.写真はこの分量で2ボール分作ったもので、
 1ボール分は手で平らに伸ばして端からクルクル巻いて
 適当に切り分け、あとは適当に丸めました。
5.クッキングシートを敷いた蒸し器で蒸す(15分くらい)。
 
饅頭(マントウ)のほかは、
鶏ムネ肉とピーマンしめじの豆豉醤炒め、
キャベツ玉ねぎにんじんベーコンマッシュルームのスープ。

ちなみに、この饅頭(マントウ)
冷めても蒸し直さなくても十分おいしいんだけど、
蒸すだけ蒸しておいて
残った分はピザ風にして食べてもおいしい。

平らな面ができるように半分に切って、
トマトソースかケチャップを塗って、
上に4分の1にちぎったとろけるチーズをのっけて
魚グリルで焼く。

魚グリルで焼くとあっという間に焼けるので
「小腹がすいた」と思ったときに即食べられます。
ただし、そういうことを繰り返していると
あっという間に太るので、
私はダイエット時代、ピザ自体を食べるのをやめました。

今はリバウンドもせず体質が変わったと勝手に理解して
ときどき饅頭(マントウ)ピザを酒のつまみに食べちゃいます。
油抜きで体質が変わったのっ。
4分の1はやせてるおばあちゃんの血が流れてるのっ。

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