サバの味噌煮を作りました。
一尾290円ぐらいの安価なサバも
味噌煮ならそこそこ旨く食べられます。
※
大沢正道『大杉栄研究』(法政大学出版局)。
読み終わりました。
著者の大沢正道は1927年生まれ。
存命なのかどうか不明ですが、
存命なら今年87歳です。
平凡社を辞めてフリーの
物書きになった方のようです。
海野弘と同じような経歴ですね。
『大杉栄研究』によって
大杉栄がどんなことを考えていたのか。
そのポイントはつかめたような
手応えはありました。
大杉は結局、
自然発生的に「日本革命」が起きる
基盤を作ろうとしていたようです。
ロシア革命ではなく「日本革命」です。
堺利彦や山川均はロシア革命を
見習う(輸入する)という発想から
抜け出せませんでしたが、
大杉はロシア革命を
冷静に見据えていました。
ロシア革命で露呈した
功罪の「罪」に注目し、
「日本革命」においては
その轍を踏まない方策を
模索していたのです。
堺利彦や山川均は
マルクスやレーニン一辺倒でしたが、
それは後のスターリンや毛沢東につながり、
日本共産党につながり、
連合赤軍という悲惨な
結末につながったと、
私は思います。
虐殺される直前の大杉の関心は
クロポトキンを経て、
バクーニンに向かった。
バクーニンはマルクスを
正面切って批判した人です。
大杉の知性と直感を信じるなら、
21世紀こそクロポトキンや
バクーニンの「理想」が
実現できるのかも、
なんて考えたりします。

