ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
桜満開と辻潤「ふもれすく」
社用で外出。
こう見えても、
私は会社の代表取締役なのです。
なかなか黒字にならない
会社ではありますが。
今年は2週間ぐらい満開状態の桜が鑑賞できるという、
希有な体験をしているわけですね。
ほぼ満開状態から寒い日が続き、
強風が吹かなかったからなのでしょう。
そのため、様々な花の開花と重なり、
玉川上水のこんなに色鮮やかな
情景もレアケースです。
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電車の中で
『婦人公論』(1924年2月号)に掲載された、
辻潤「ふもれすく」のコピーに
目を通していたら(もう何度か読んではいる)、
これってやはりとんでもない
文章だなと思った次第です。
文学性とジャーナリスティック性において、
「ふもれすく」のすごさは知る人ぞ知るなんですが、
なんというかダダイスト辻が思いつくままに
滅茶苦茶に書いているようで、
実は細部まで計算づくで書いているのでは
ないかとか思えような凄みがあります。
辻は他人にはやさしい人間だったんだな〜。
そう思います。
※
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