第750回　科学と宗教と、昆虫柄

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2014-06-23（月）

Thomas Dixon 著『科学と宗教』
（中村圭志訳/丸善出版株式会社）を
読みました。

科学と宗教は、
境界線があいまいなもので
あるにもかかわらず、
政治的な力によって、
対立構造が深まっている。
それはなぜかを論じた本です。

科学と宗教
著者：トマス・ディクソン
価格：1,080円（税込、送料込）
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19世紀末に発表された
ダーウィンの進化論をめぐる
科学と宗教の対立は
今も続いています。

進化論は、人間はサルから
進化したという説ですが、
アメリカでは最近、宗教派による
進化論を子どもに教えない運動が
起こっているんだとか。

進化論を教えれば、
人間と動物は同じものだと
いうことになり、
人間には「こころ」があることが
伝えられなくなる。

進化論を教えてきたせいで、
戦争や悪がなくならないんだ、
ってことのようです。

そして、
大杉栄研究家
ツルシカズヒコ氏によると、
大杉が『昆虫記』を翻訳したファーブルは、
膨大な昆虫の観察によって、
進化論を優生学等に利用した人たちへの
反論を唱えた人なんだとか。

ちなみに、
ツルシ氏ことポチさん自身も
カブトムシや蝶とかの昆虫が大好き。

台湾では、
昆虫好きの聖地、
木生昆虫博物館にも
ふたりで行きました。

（反進化論が盛り上がるアメリカで
ベストセラーになったらしき昆虫図鑑↑
美し過ぎる！）

確かに、昆虫の外見というのは、
動物ギライのアタシが見ても、
美しいきれいな色をしているし、
デザイン欲をそそる形状ですよね。

実際、昆虫柄って
布の柄としても人気だし。

手芸部でもバッグを作った方が
いましたが、
echino のインセクト柄なんて
超かわいい！

ホコモモラでは、
昆虫柄の風呂敷なんてのも
あるし。

昆虫と関係ないけど、
ホコモモラの昆虫風呂敷を扱う
Kyotoふろしき倶楽部には、
echinoの風呂敷も複数あって↓
どれもかわいいです。

＊　
カタログハウス大阪店での教室、
参加申込みは以下のページから↓

（東京開催の復活を望む方は、
カタログハウスに要望を！）

＊
10月21日（火）13:00〜14:30
和光大学ジェンダーフォーラム、
後期の枠で講演します。
タイトルは
「裁縫する女のジェンダーポリティクス」。
前期講演は7/12（土）上野千鶴子さん！

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コウ手芸部の活動報告は、
FB裁縫女子宣言！で！
　　

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●FB裁縫女子2（仮題）
●pixivワタナベ・コウ

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●YouTube 「クレヤン放送局」は↓
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　「ワタナベ・コウの【ひとりおしゃれ工房】」では、
　「『裁縫女子宣言！』を作ろう！」を公開中。

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【『裁縫女子』（リトルモア）のインタビューなど】

●歌人の枡野浩一さんとのユースト対談↓
http://www.ustream.tv/recorded/12750111

●写真家の大野純一さんとのユースト対談↓
http://www.ustream.tv/channel/ohnojunichi

●文筆家の近代ナリコさんの『裁縫女子』（リトルモア）書評↓
http://bit.ly/fHvj35

●『裁縫女子』は↓で最初の4ページが読めます（無料）。
http://xfs.jp/yVaxt

●ワタナベ・コウの漫画単行本第2弾
『節電女子』発売中！
（発行：日本文芸社／
　企画：エム・エム・クリエーション／
　編集協力：ツルシカズヒコ）