ふもれすく年譜 1932年(昭和7年)


【2月】
●長江、『宗教至上』(新潮社)。

●宮本顕治、中条百合子が結婚。
野上弥生子が「双手をあげて賛成します」と
激励の手紙を書く。

●上海事変
肉弾三勇士

【4月】
●幸子(次女エマ)、中国から帰国。
大杉の次妹・菊の家に寄寓し、
静岡英和女学院に通学。

大杉豊「大杉栄を受けとめた弟妹と娘たち」
(『新日本文学』2003年9t・10月号)

●辻潤(49歳)
青山脳病院の斎藤茂吉に診察を受けたあと
(受けたことに疑問も?)、
4/4幡ヶ谷の井村病院に入院。
➡『辻潤への愛 小島キヨの生涯』
(倉橋健一著/創樹社)143頁
➡『脳病院をめぐる人びと』(
近藤祐著/彩流社)
➡『辻潤全集別巻』年譜

●4/11
読売新聞が「辻潤、
脳梅毒からの発狂と診断」と書く。
➡『辻潤全集別巻』473頁

【5月】
●長江の姉、くま死去。62歳。

【6月】
●神近の次兄、謹吾死去。
神近、二十数年ぶりに故郷の土を踏む。

【7月】
●7/15
高村智恵子(46歳)、
大量の睡眠薬アダリンを飲み
自殺を図るが未遂に終わる。

【10月】
●10/17
早大創設50周年と大隈重信没後
10回忌を兼ね、早大キャンパス内に
大隈重信像作られる。

製作者は彫刻家の朝倉文夫。

Statue_of_Shigenobu_Okuma
The statue of Okuma Shigenobu
in Waseda University

From Wikimedia Commons

【11月】
●11/27
19歳のロバート・キャパ、
デンマークの学生に講演するレオン・
トロツキー、コペンハーゲン
》撮影。
写真家としてデビューする。

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