ふもれすく年譜 1954年(昭和29年)


●3/1
ビキニ環礁でのアメリカの水爆実験により
第五福竜丸が死の灰の被害を受ける。

●7/29
山崎今朝弥、死去、78歳。

山崎今朝弥著・森長英三郎編
『地震・憲兵・火事・巡査』(岩波文庫)
p305

●『婦人公論』8月号に
園田栄子「恋敵大杉あやめさんの死」掲載。

『新日本文学』2003年9・10月号
「大杉栄を受けとめた弟妹と娘たち」(大杉豊)

●9/16
「大杉栄の会」が東中野のレストラン
「モナモ」で開催。
発起人は山鹿泰治、江口渙、荒畑。

●12/11
らいてうの母・光沢、
老人性肺炎のため利根川べりの家
(らいてうの姉の家)で永眠(91歳)。

奥村、光沢の霊を目撃。
「ああ、お母さんの霊が!
それ、それ、あそこに!」
(『「新しき女」到来』p203)

→『作家の自伝8 平塚らいてう わたくしの歩いた道』_p5

※このころから、
留意の夫の王丸和吉の
ギャンブル熱が高まる。

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