コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第213回 リバティのシャツ02

本日のコウ手芸部昼間部は、
課外授業ってことで、
新宿オカダヤへ行ってきました。
実物の布地を触りながらの授業。
我ながらいい授業だった(笑。

夜間部では、私もミシンを踏んで、
裁断しておいたリバティのシャツの
続きを少し縫いました。

↓シャツの縫い方としては、
最初はまず、肩を縫い合わせます。

↓リバティのタナローンは、
薄い布地なので、
ミシン糸は90番(普通は60番)で、
ミシン針は9番。
縫い目は細かくすると
仕上がりが手作りっぽくない。

↓私は今回、通販生活の
「山崎範夫のミシン」で縫ってますが、
縫い目は、「山崎範夫のミシン」の場合、
最小目盛りと中目盛りの間くらいに
セットしました。

↓上衿も縫ったよ。
上衿は2枚あるんだけど、
うち1枚に接着芯をはっておき
(今回使用の芯は、ダンレーヌSX2)、
2枚を「中表に」合わせて縫い縫い。

あー、まち針で止めたとこ、
撮るの忘れた。
知ってる人には説明不要だけど。
えーっと、私は、
印つけしつけなしで縫ってて、
ミシンかけのときは、

↓「ステッチ定規」というやつを使います。
こんな感じで縫うから印はいらないわけ。
すでに縫った衿をセットして撮影したんで、
針の手前にも縫い目が見えてるけど、
要領はわかるでしょ。

↓上衿の芯をはるついでに、
衿以外の芯をはるとこにも
芯をはっておきます。
カフスの表になる部分、
前立て(端は折っておく)、
台衿1枚。

↓袖のスリットのとこにも。
この芯は、私の場合、
15ミリ幅の接着テープ(ストレッチテープ)を
使ってます。

↓2枚を縫い合わせた衿は、
縫い代を半分にカットします。

↓表に返して、角っこは
目打ちできれいに整えて、
アイロンをかけます。
リバティで作る場合、
ステッチはなしがいいと思うよ。

↑ちなみに、衿は縦向きに裁断していて、
だから片方はうさぎが逆さまになっちゃうのね。
これがイヤな場合は、横向きに裁断するといいよ。
それは好き好き、自分で決めていいんです。
ただし、身頃でうさぎが逆さまはおかしいけどね。

方向がある柄とはいえ、
この柄は全体の流れを持った柄。
衿に関しては、
縦方向にとった見た目の感じがいい
と私は思ったので、あえてこれで。

う〜んと、ちなみに、以上の過程を、
集中できる状態でひとりでやったら
30分くらいかなあ。
あ、私の場合ね。

初心者だと、
だいたい私の4倍が目安という
データがあるんで、
2時間くらいかな。

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 企画:エム・エム・クリエーション
 編集協力:ツルシカズヒコ

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『裁縫女子』(リトルモア)のインタビューなど】

雑誌『hito(ヒト)』3号

「サイゾーウーマン」

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