コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第425回 どうしてそうなるのか

ここんとこ、諸事情で猛烈つかれる。
また鼻つまってきたんだけど。

さて、
今日の手芸部では、
先週このジャケットを↓
完成させたOさんが、

20130126_ph01

「ちょっとくらい
縫い目が曲がってても
ほどかなくて大丈夫なんだ
ってわかっただけでも
ここ(手芸部のこと)に来て
すごくよかった」って。

うう、うれしいじゃないの……
て、それだけかい!よかったこと。

Oさんいわく、
学生時代は、ちょっと曲がると
すぐほどけって言われた。
絶対ほどかなきゃいけないんだと
思ってましたと。

このセリフ、すっごいよく聞く。
思うに、学校っていうところが、
「そういうところ」なんだよね。

学校が「そういうところ」と言えば、
アタシ、学生時代、多数決っていうのが
わからなくてねえ。

どうして、
たくさん手が上がった意見に決まるのか。
どうして、
賛成した人が少ないほうの意見が
なかったことになってしまうのか。

先生に「おかしいと思う」って
よく食ってかかってました
(めんどくさい生徒だったわけね)。

先生はひたすら「多数決なんだ」
って答えるだけなんだよね。
答えになってねえだろ!なんだけど。

家庭科の課題は、アタシ、
いつもうちで勝手に仕上げてたんで、
先生にほどけとか言われた記憶はない。

たぶん、ひたすらほどけって言われてたら、
そんなめんどくさいアタシのこと、
どうしてほどかなきゃいけないのか
説明してくれって言ってたと思う。

「縫い目が曲がってるから」は
答えになってない!と
当時のアタシでも思ったであろう。

わからないと言えば、
パキスタン出身の Miyan ji の
今年の目標は、
日本語でビジネス用の文章を
書けるようになることらしい。

Miyan ji は、勉強のために
日経新聞を読んでるらしいんだけど、
「読みにくいです。
結論しか書いてない。
どうしてそうなるのか書いてない」って。

「どうしてそうなるのか
説明しないのが日本です」って
あたし、答えてみました。

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