コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます
第15回 鎌倉の生地屋さん『スワニー』
遅ればせながら、あけましておめでとうございます!
年末年始は、クレヤン11号の製作をめいっぱいやりました。
だいぶ形になってきた感じ。
息抜きに鎌倉の鶴岡八幡宮へ初詣に行って、
ついでに鎌倉の有名な生地屋さん『スワニー』ものぞいてきました。
はじめて行ったんだけど、わりと安いんですね。
鎌倉にある店ということでもっとお高いんだと思ってました。
今日はなにも買わなかったけど、湘南新宿ライナーに乗れば
鎌倉がわりと遠くないこともわかったので、
また改めて行きます。
あ、『富士ボタン』という手芸店さんもいい感じでした。
さて、現在「売れない漫画家」の私ですが、
クレヤン11号では
東京外国語大学漫画研究会での同人誌以来、
はじめての非エッセイ漫画33ページを描き上げました。
外語大時代は、
プロデビューしていたスペイン語科の先輩に
なにか助言してもらったような記憶があるんだけど
内容が思い出せない。
ただ「ああ、私には無理だ」と思ったのでした。
昨年夏にコミティアに参加したとき、
漫画雑誌の出張編集部があって
某漫画雑誌編集部の編集者に漫画を見てもらいました。
隣りでは、
これから漫画家をめざす10〜20代の卵さんたちに
若い編集者さんたちが
ものすごく丁寧に「この主人公の気持ちは」とか
助言していました。
私の場合、明らかに最年長だったし、
すでにまあプロになるわけだし、
描いてるのもエッセイもの中心だから
助言もなにもしにくかったと見えて、
「いちど32ページでみっちり描いてみたらどうですか?」
と言われたことは、今思えば最大の助言でありました。
「32ページが単位なんですか?」と聞いた私に
「いや、16ページのショートでもいいんですが、
短くまとめるほうが大変でしょ」と
「太った小池さん」みたいな編集者さんは言いました。
文章とかも短いコラムとかのほうが数倍むずかしいですもんねえ。
ともかく33ページの評伝漫画を描いてみて勉強になりました。
こういうのもクレヤンを作っているから
コウさんに勉強の場を与えられたわけで、
雑誌を作っていてよかったなあと思いました。
今年もがんばります!
応援よろしくおねがいします〜。