第1610回　冬用の裏地つきコートを作るなら

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2016-11-01（火）

今日のコウ手芸部、
台衿カフスつき長袖シャツを
もう10枚近く作った！というSさんが、
次は冬用の裏地つきコートを作りたいと
言っておりました。

冬の裏地つきコートに
コウ先生がおすすめしたい生地は、
ウール100%のフラノかモッサですね。

ウールフラノは、
裏地つきコートなら厚地がおすすめ↓

Sさんは、以前作ったネイビーの
麻生地のコートがお似合いですから、
ネイビーのウールフラノ、
いんじゃないかなあ。

ひざ丈くらいの丈で
ダブル幅（約150cm幅）2.5mですかね。

ウールモッサ（mosser）は、
その名のとおり、苔（moss）のような
短い毛並みのあるウールです。

見た目があったかそうなので、
既製品コートにわりとよく使われている
と思うのですが、
毛並みがあるので裁断するときは、
上下をそろえて裁断しましょう。

「薄め」のモッサは↓
ポンチョやAラインなど
フレアの分量が多いコートに向きます。

ちなみに、マルーンとは
スペイン産の栗の皮の色で、
日本語では葡萄茶（えびちゃ）と書くらしい。

そして、
ウールフラノやモッサで
コートを仕立てるときの接着芯は、
↓アピコの200番がコウ先生推奨よ。

理由は、芯を貼っても
ウールの風合いをなくさないから。

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「裁縫する女」のジェンダー・ポリティクス
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