ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
関川夏央さんからのお叱りの電話
一昨日、昨日と天気が悪かったが、本日は晴天。
クレヤン編集部は笹塚から京王線に乗り、とりあえず西に向かった。
電車の中で編集会議をするのである。
車窓を眺めながら、ああだこうだと話していると、
よいアイデアが浮かぶからである。
一段落したら適当な駅で降りるのだが、本日は東府中で下車した。
東府中の街を少しブラついて、
新宿方面行き電車に乗り、つつじが丘で下車。ランチを食べる。
帰宅後、スカイAで録画していた明治神宮大会、
帝京対東海大相模を見る。東海大相模の圧勝だった。
東海大相模のエース一二三(ひふみ)くんは好投手だった。
東海大相模は選抜の優勝候補なのかな。
クレヤン11号の「編集長インタビュー」第2弾の準備をする。
1990年から91年ごろの『週刊SPA!』にザッと目を通し始めたのだが、
このころの『週刊SPA!』はクオリティという意味では黄金時代である。
僕が担当した大特集「戦争につけるクスリはないのか」は、今読み返してみても、なかなか読み応えがある。岸田秀や中沢新一の寄稿あり、富野由悠季のインタビューあり、呉智英と関川夏央の対談あり。
ところで呉智英と関川夏央の対談だが、
このページには恥ずかしいミスがある。
呉智英氏の写真に関川夏央氏の名前とプロフィールがついていて、
関川夏央氏の写真に、
呉智英氏の名前とプロフィールがついているのだった。
こんな初歩的なミスがなぜ起きたのか?
それは色校正を取れない段取りで仕事を進めてしまったからである。
このページの直接の担当者は僕ではなかったのだが。
この号が発売された直後、
関川夏央さんからのお叱りの電話が編集部にかかってきて、
対応した僕はひたすら謝るしかなかった。
「編集作業の基本がなっていない」という、
関川さんの「お叱り」は当然なのである。
どんなにいい企画や内容でも、
こういう致命的はミスがあればすべてがパーになってしまうのが、
雑誌作りの怖さだ。