ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
伊藤野枝の決意
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文:ツルシカズヒコ 絵:ワタナベ・コウ
【伊藤野枝 1895-1923】
第74回「些事(さじ)」
アップしました。
野枝が家出の決意を固めるまでの思考が、
段階的にわかりますね。
実際に野枝が辻家を出て、
大杉のところに走るのは、
この決意をしてから一年半後です。
興味深いのは、
野枝がこの決意をする二ヶ月ぐらい前に、
大杉と会っていることです。
大杉が同志に案内されて、
野枝の家を訪問。
このとき初対面のふたりは、
いい雰囲気になります。
大杉は野枝の訳著
『女性解放の悲劇』を評価していたし、
野枝も大杉が発行していた雑誌
『近代思想』を愛読していたので、
ふたりの思想的な部分での
相性もバッチリになりつつありました。