ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
自己正当化をしなかった伊藤野枝
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生誕120周年【伊藤野枝 1895-1923】連載中!
第128回「棍棒」をアップしました。
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野枝は大杉との新たな生活に踏み切った
理由を書いているわけですが、
筋が通っていると思う。
実際に取った行動も
恥ずべきではなかったと思う。
野枝はこう書いている。
「曲解を云ひ解くすべも凡ての疑念を
去らせる方法も知つてゐた」
その方法とは、具体的に言えば、
こういうことだと考えられる。
辻は野枝の従妹と不倫をして
野枝を裏切っている。
そして辻には稼ぎがなかった。
野枝は外で働きながら、
子育てもし、家事もこなした。
そういうことを主張し
自己正当化をしようと思えば、
いくらでもできた。
それをすれば、世間の同情も買えた。
しかし、野枝は敢えてそれをしなかった。
野枝という人間が信用できるなと、
私が思うのは、こういうところです。
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