ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
大杉栄『日本脱出記』を読んで知ったあること
【伊藤野枝 1895-1923】
第202回「温顔(おんがん)」、原稿の整理をしました。
“Shanghai 1928 Bund Cenotaph” by 不明 – http://virtualshanghai.ish-lyon.cnrs.fr/Image.php?ID=15087. Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.
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上の写真は1928年の上海バンド。
大杉栄が日本を脱出して
上海に渡ったのは1922年12月でした。
ここでひとつ疑問が生じました。
「戦前、日本人が中国へ渡航する際に旅券は必要だったのか?」
不要だったんですね。
これは知らなかった。
『日本脱出記』は
大杉の残した文章の最高傑作とも言われ、
旅行記として高く評価されております。
0¥で読めます。
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大杉栄『日本脱出記』/国立国会図書館デジタル資料
大杉栄『日本脱出記』/青空文庫
大杉が上海に滞在しているころ、
野枝はシンガーミシンを使って
洋服を作ることにハマっていたようです。
ワタナベ・コウ著『裁縫女子』
でも触れていますが、
野枝は洋服作りを例に挙げて
「日本婦人の頭は呆れるほど馬鹿です」
と断言しています。
ところで、この肩こり解消法、
試してみたら効果ありますね。
★ツルシカズヒコとワタナベ・コウの最新著作