ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
鎌田慧『大杉榮 自由への疾走』写真キャプションの誤記
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鎌田慧『大杉榮 自由への疾走』
(岩波現代文庫)、読了しました。
大杉栄本の力作であります。
しかし、またしても、
明らかな誤りを発見しました。
↓
「1922年頃、魔子と、大久保にて.」
という写真キャプション。
「大久保」のところに
「逗子?」と書き込みがありますが、
これは私の書き込みです。
1922年頃とすれば、
そのころ大杉一家の自宅があったのは、
神奈川県三浦郡逗子町です。
ですから「大久保」ではなく、
「逗子」が正しいのではないでしょうか。
自宅ではなく、
東京の大久保の誰かの家の庭で
撮影された可能性もなくはないですが、
これはどう見ても
自宅庭で寛いでいる写真ですよね。
ある資料によれば、
伊藤野枝は
「逗子に移る前後から写真を始める」とあるので、
撮影したのはたぶん野枝さんでしょう。
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