ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
平塚らいてうの伊藤野枝観
2017-06-21(水)
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ツルシカズヒコ
【あきらめない生き方 詳伝・伊藤野枝】連載中。
「第447回 自然女」をアップしました。
平塚らいてうの伊藤野枝観が
凝縮されていると思われる、
「私の見た野枝さんといふ人」。
ものすごく上から目線で
野枝のことを評しているが、
これはらいてうの嫉妬
(自分には欠落している野枝の能力に対する)の
裏返しなどではなく、
まるで野枝のことが理解不能だったのであろう。
曲がりなりにも野枝は、
辻を通じてダダイズムを、
そして大杉を通じてアナキズムを
理解していたはずだ。
その輪郭ぐらいは。
らいてうはダダイズムもアナキズムも、
まるでなんのことか
理解不能だったと思われる。
少なくても、この時点では。
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