ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
クレヤン本誌5号が完売
クレヤン本誌10冊セットの注文あり。
で、コウ編集部員と、
クレヤンのバックナンバーをチェックしてみたところ、
本誌5号が完売していることに気づいた。
資金繰りが苦しい現在、増刷できないことが悔しい。
増刊2号も残り7冊。
地味ながらコツコツ売り続けているクレヤン編集部員、
つまりコウと僕の地道な努力を誉めてあげたい。
そしてデザインを担当してくれているわたなべげんくんに感謝。
クレヤン定期購読会員のみなさん、
そしてクレヤンを購入してくれた方々にも大感謝です。
昨年3月に本誌11号を出して以来、
最新号まだ出ていませんが(すいません)、
クレヤン絶対に出し続けます。
ご支援、よろしくお願い申し上げます。
※
明日はジャイアンツ球場に行き、
イースタンリーグのジャイアンツ対ライオンズの試合を観戦予定。
また、野球旅をしたくなったのだ。
僕とコウが野球旅をしていたのは、
90年代後半から2000年代初めのころで、
それが僕とコウの共著『ポチ&コウの野球旅』(光文社・知恵の森文庫)に収録されている。
同書の発行は2004年3月。
発売直後、坪内祐三さんが『週刊文春』の連載コラム
「文庫本を狙え!」で言及してくれたぐらいの名著なのである。
『ポチ&コウの野球旅』の続編を出せたらいいなと思っています。
3.11以降のニッポン、夫婦で野球を観る旅。
いいものが出来そうな感じがするのだが。
※
黒岩比佐子『編集者 国木田独歩』(角川選書)、読了。
名雑誌編集者、国木田独歩は満36歳で没した。
早すぎる。
雑誌作りが好きで雑誌作りに奔走した独歩はいつも貧乏だった。
小説家としては生前、食べて行けなかったのだ。
それにしても、当時の出版界、出版人のなんというか、
大雑把というか、大らかというか、芯があるというか。
金がなくなれば誰かに借金をする。
あるやつがないやつに金を貸す。
金は天下の回りものという感覚だったんだろうか。
住むとこがなくなれば、誰かの家に転がり込む。
酒を飲んではすぐケンカをする。
新聞社と自分の意見が合わないといっては、すぐに退社する。
持論を曲げない。
家庭生活の平穏無事を最優先になどしない。
嗚呼、真の出版人、国木田独歩は偉かった。
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★枡野浩一×ワタナベ・コウ&ツルシカズヒコ対談(枡野書店ラジオ/UST)
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ツルシカズヒコ出演
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★ツルシカズヒコ著
『「週刊SPA!」黄金伝説 1988~1995 おたくの時代を作った男』(朝日新聞出版)
●ツルシカズヒコvs中森明夫対談(『週刊朝日』2010年7/2号)
●「鈴木邦男の愛国問答」(第53回)
●「鈴木邦男の愛国問答」(第55回)
●『AERA』2010年7/19号に鈴木邦男さんの書評掲載
●TBSラジオ「小島慶子 キラキラ」の吉田豪さんコメント(2010年7/1オンエア)
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★ワタナベ・コウ著『裁縫女子』(リトルモア)
★ワタナベ・コウのブログ「服を買わない生活」
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