ふもれすく年譜 1961年(昭和36年)


●森田草平の郷里、岐阜に
「森田草平文学碑」が建立される。

10年後に死去した平塚らいてうの
遺品にこの文学碑のリーフレットがあった。
(『「新しい女」の到来』p194)

【9月】
●『朝日ジャーナル』9/3号に
座談会「婦人運動・今と昔
ーーこの半世紀の苦難の歩み」が掲載される。

堀場清子『青鞜の時代』p44

【10月】
●10/18
『青鞜』五十周年を迎え
物故者19名の霊を祀りしのぶ会が開かれる。

出席者/富本一枝、原田琴子、神近市子、小林哥津、
生田花世、遠藤初子、和田光子、平塚らいてう。

物故者/荒木郁子、伊藤野枝、岩渕百合子、上野葉子、
遠藤清子、岡本かの子、加藤みどり、木内錠子、小寺菊子、坂本真琴、
瀬沼夏葉、高村智恵子、田村俊子、茅野雅子、三ヶ嶋よし子、
水野仙子、保持研子、安田皐月、山田わか。

●10/30
井出文子『青鞜』(弘文堂)出版。

【12月】
●山鹿泰治、脳出血で倒れ左半身不随に。

向井孝
『アナキズムとエスペラントーー
山鹿泰治・人とその生涯』p222

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