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日暮里繊維街のセールに行って来ました。
ついでに、鴬谷在住の
手芸部部員Tさんちで、
7か月のAちゃんと遊んできました。

ツイッターでだれかが
「人の役に立ちたいと思って行なうことが芸術」
とつぶやいていましたが、

私は、
裁縫したいけど自分には無理だ、
そう思い込んでいる人たちに
だれでも裁縫していいのだ、
と伝えることによって
彼女たちの役に立ちたい。
つまりそうして芸術したいわけです。

なので、
勇気を持っていいましょう。

Tさんのお母様が
7か月のAちゃんのために作った
帽子もチュニックも、
おうちで見せてもらったモンキーパンツも
あれもこれも、
Tさんが「すごく使いやすい」と抱えていた
ママバッグも……

フゥ〜（大きく息を吸って）、

すべて縫い目は……
曲がりまくってガタガタでーすっ！

さて、Tさんは、
貧乏ミシン部でコウ先生を知って
手芸部に参加したという方ですが、
初参加の日は、
ダブルガーゼで枕カバーを作りました。

「ダブルガーゼは縫いにくいよ」
といったら、
洋裁をする母に確認したら
ダブルガーゼは縫いやすいと
いってたんですけどねえ、
なんて感じでした。

作業をはじめたら案の定、
裁断やミシンかけに少々手こずって、
「母にウソつきといってやります」
とTさんは笑っていました。

本日、その謎は解明されました。
気にしない人なのですね、お母様は。

いや案外、
こういう「洋裁が得意な人」は
たくさんいるような気もします。
ちょっとしたコツを知らないまま
裁縫してきているわけです。

コツとは何か、
それは自分が見つけた近道だ、
といった作家は誰だったかなあ。

長い時間かけて縫ってるわりに
縫い目が汚い、
どの布が縫いやすいかなんて考えずに
布を選ぶ……。

そして、
楽しいから裁縫しているわけでも
なかったりします。

それが今までの裁縫と
「裁縫女子」の裁縫の
決定的違いかもしれません。

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