クレヤン.コム

この前、
手芸部に初参加したSさんが
布をアタシに見せるとき、
妙にビクビクしてましてね。

「こんなの持って来て、
って叱られないかと心配で」
とかなんとか言うわけ。

「ああ、
『裁縫女子』読んだんですね、
あれは漫画ですから、
叱らないですよ、アタシ」
とコウせんせ自ら初参加者の緊張感を
とりのぞこうとしてる横から
「いや、叱りますよ」
と言い放った者、若干1名……
わりゃあっ！

それが、今回の新企画のきっかけを
作ってくれたTさんなんですが。

まあ、そんなわけで、Tさん、
コウ先生にここんとこ続けて、
こんな生地買って来て！わりゃあ！
と「叱られ」続けていたんですが、
ようやく、
アイロンかけしやすそうな布を
持ってまいりましたよ。

それが、
FBページ「裁縫女子宣言！」新企画
コウ先生の洋服デザインでポン！
にアップしたパステル・ラベンダー
（シャーベット・ラベンダーとも？）の
オックスフォードであります。

コウ先生が
かわいいTさんのために考えた
かわいいワンピースのデザインは、
コウ先生の洋服デザインでポン！
で見てもらうとして、
今日は、
オックスフォードという布について
ちょっと解説。

オックスフォードはその名のとおり、
イギリス・Oxford大学の学生が
はじめて着たことからそう呼ぶらしい。

よく知られているのは、
オックスフォードのボタンダウンシャツ
ですよね。
ラルフの、って言えばいいかな。
つまりは、
「アイビー」な布地だと
覚えておこう。
詳しくは改めて書きますが。

布地の組織としては
「ななこ織り」で、
アップで見ると平坦な表面ではなく、
ボツボツした表面になってる。

一見厚地に見えるが、
織り糸同士のすきまがあるので
わりと涼しく、夏向きの布だと
服飾辞典等には書いてある。

で、このオックフフォード、
布地のイメージ・カテゴリーとしては、
「男っぽい布地」に属す。

「男っぽい布地」とは何かについては、
回を改めて書くとして、
『裁縫女子宣言！』に書いたように、
「かわいい」はミスマッチから生まれる、
と私は定義しているので、
「男っぽい布地」を「女っぽい形」と
組み合わせると「かわいい」になる。

「女っぽい形」とは、
ワンピース、ノースリーブ、
ブラウス、スカートなどで、
ワンピースなら、
ウエストをしぼった形、
スカートなら、
腰のあたりが膨らんだ形は
さらに「女っぽい」わけですな。

つづきはまた今度。
バイチャ（@アラレちゃん
／古くてすみません）！

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