第877回　中2男子とか、カンタ刺繍とか

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2014-10-26（日）

今日の手芸部は、
TTさんとTNさんの大人ふたりと、
中学2年のNくんと活動しました。

Nくんは、家庭科の課題を
教えてほしいということで、
Nくんママから電話があって、
急遽参加となったんですが。

（↑今日のビジュアルは、カンタ刺繍特集）

学校のミシンの台数が限られているらしく
（このあたりは37年前と変わらない）、
女子が先に使うんだけど、
作業時間が延びてしまい、
男子が作れないまま、
授業が終わっちゃうんだって。

で、男子は、放課後とか休み時間に
ミシンを使うことになるらしいんだけれども、
Nくん含め男子は、放課後とかは遊びたいから、
作業しない。

それで、そのまま、男子は、
家庭科の課題なんか
やらないらしいんだけれども、
Nくんは、まあ、たぶん、
興味あったんだろうね。

ソーイングしないNくんママに
「どこかで教わって課題を仕上げたい」
と申告して、ママがネット検索した
というわけですね。

いや、いいパターンですねえ。
こういう中学生がガンガン来てくれると
うれしいんだけどなあ。

Nくんママによると、
やっぱ今どき、入園入学バッグとかも
自分で作る人はほとんどいなくって、
頼んじゃうって言ってましたね。

いや、それにしても、中２男子Nくん、
理解力もあったし、うまかったよー。
ミシンもすぐに使いこなしてたし、
押さえ下ろすのも忘れなかったし。

「面白い？」って聞いたら
「面白い」って答えてた。
いや、うれしかったなあ。

しかしさー、ミシンの台数ないから、
女子が先にやることになってるって、
ジェンダー的には警告ですね（笑。
良妻賢母思想に毒されてる！

たぶん、男子まで時間とれなくなることは
折り込み済みで、だったら、
どうせ男子は作りたくないだろうし、
女子に作業させたほうが、
ってことなんだろうけど。

女子の中にも、別にミシンなんか興味ない
って子もいるだろうし、
逆に、男子の中にも、ミシン使いたい子、
いるだろうに。

そして、そしてですよ、
課題のプリントがさー、
超わかりにくいプリントだわ。

中学生に対しての説明プリントじゃない、
っていうか、大人が見ても、わかりにくい。
「説明しよう」って意志がぜんぜん
感じられないプリントなの。

ああ、全国のミシンの実作課題、
アタシに仕切らせてほしいわっ（笑。

というわけで、
ビジュアルのリンクのほうは、
本日、手芸部参加のTNさんが持ってた
カンタ刺繍（ラリーキルト）のバッグが
超かわいかったんで、
カンタもので特集してみました。

ちなみに、Nくん、
いちばん好きな科目は世界史なんだって。

今、教わってるのは、産業革命のころ。
産業革命なんかなかったんだよ、
って言ってやりたかったけど（笑、
やめましたよ。

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